よく使われているテストと「実施方式」

SPIノートの会就活速報！

■「Webテスト（自宅受検型）」の中で実施率が高いものを紹介

自宅受検型のWebテストは、自宅のパソコンなどで受けるWebテストです。近年の採用選考では、多くの企業がWebテストを実施しており、Webテストの種類も多数あります。以下に、実施率が高いものを紹介します。

テスト名	特徴	対策書
玉手箱	●自宅受検型WebテストでシェアNo.1の総合職適性テスト。 ●能力テストは、言語、計数、英語。それぞれ複数の問題形式がある。科目や問題形式の組み合わせは企業により異なる。志望企業が過去に実施した組み合わせを調べて、その対策から始めるのが最も効果的。 ●同じ問題形式では、1種類の問題が出続ける（例えば、計数の「図表の読み取り」では、図表から数値を読み取って計算する問題だけが出題される）。	『これが本当のWebテストだ！①』
TG-WEB	●有力・人気企業でよく使われる。実施が多い業界は、電機・機械、医薬・化学、食品など。 ●能力テストのうち、言語と計数には、多くの企業で実施されている「標準型」と、制限時間が比較的短い「時短型」がある。「標準型」では、難解だったり、なじみのない問題が出題（言語ではやや難解なテーマの長文読解、計数では図形や暗号など）。	『これが本当のWebテストだ！②』
WEBテスティング	●SPIの自宅受検型Webテスト。SPIの中では、テストセンターの次に多く実施されている。インターンシップの選考では、WEBテスティングのほうが、テストセンターよりも多い。 ●能力テストは、言語、非言語。全体の制限時間のほかに、画面ごとにも制限時間がある。 ●入力形式の問題が多く、計算は電卓。同じSPIでもテストセンターやペーパーテストとは大きく違う。専用対策が必要。	『これが本当のWebテストだ！③』
Web-CAB	●コンピュータ職適性テスト。IT業界、SEやプログラマー職の採用で実施されることが多い。 ●能力テストでは、暗号や図形の法則性を問う問題など、独自性の高い問題ばかりが出題される。攻略の難しさで評判。 ●玉手箱と一緒に、Web-CABの一部科目を実施する企業もある。	『これが本当のCAB・GABだ！』
CUBIC	●ペーパーテストとして、多くの企業で使われてきたCUBICのWebテスト版。近年、実施が増えている。 ●能力テストには、言語、数理、論理、図形、英語があり、どの科目を実施するかは、企業によって異なる。幅広い分野に柔軟に対応する力が求められる。	『これが本当のWebテストだ！③』
TAP	●ペーパーテストとして、長く使われてきたTAPのWebテスト版。 ●能力テストは、言語、数理、論理。中学校や高校までの学習内容が幅広く問われる。	『これが本当のWebテストだ！③』
TAL	●玉手箱やWEBテスティングなど、他のテストと組み合わせて実施する企業が多い。 ●性格テストのみが出題。「シールを使って絵を作るテスト」がある。	『これが本当のWebテストだ！③』

■「テストセンター」の中で実施率が高いものを紹介

もともと、Webテストといえば自宅受検型を指しました。その後、専用の会場に出向いて受ける「テストセンター方式」が登場しました。いち早くテストセンター方式を始めたのが、SPIです。続いて、玉手箱のSHL社、TG-WEBのヒューマネージ社などがテストセンター方式を始めています。

テスト名	特徴	対策書
SPIのテストセンター	●テストセンターでシェアNo.1。SPIの主要3方式の中でも、最も実施が多い。 ●能力テストは、言語、非言語。一部の企業では、オプション検査として、英語、構造的把握力を実施する。 ●組問題（同じ設定で2～4問程度が続く問題）が出題される。	『これが本当のSPI3テストセンターだ！』
玉手箱のテストセンター（名称はC-GAB）	●玉手箱のテストセンター版。 ●能力テストは、言語、計数、英語。英語はオプションではなく、標準実施。 ●玉手箱との大きな違いは、どの企業も同じ科目構成、問題形式であること。電卓が使えないこと。	『これが本当のWebテストだ！①』
ヒューマネージ社のテストセンター	●TG-WEBのテストセンター版。 ●能力テストは、言語、計数。一部の企業では、オプション検査として英語を実施。	『これが本当のWebテストだ！②』
SCOAのテストセンター	●有名・人気企業で長年使われている伝統ある採用テスト。 ●能力テストで、最も標準的な科目構成は、言語、数理、論理、英語、常識（理科・社会）。国数理社英の5教科から出るのが特徴的。	『これが本当のSCOAだ！』

■「ペーパーテスト」の中で実施率が高いものを紹介

ペーパーテストは、冊子とマークシートを使って受ける方式です。企業内などで実施されます。会社説明会や面接などとあわせて実施されるケースも多くあります。ペーパーテストには多くの種類があります。よく使われるのは、以下のテストです。

テスト名	特徴	対策書
SPI	●能力テストは、言語、非言語。一部の企業では、オプション検査として、英語を実施する。 ●組問題（同じ設定で2～4問程度が続く問題）が出題される。	『これが本当のSPI3だ！』
SHL社のテスト（CAB、GAB、IMAGES）	●SHL社の代表的なペーパーテスト。 ●CABはWeb-CABの、GABとIMAGESは玉手箱のもととなっている。	『これが本当のCAB・GABだ！』
SCOA	●有名・人気企業で長年使われている伝統ある採用テスト。 ●能力テストで、最も標準的な科目構成は、言語、数理、論理、英語、常識（理科・社会）。国数理社英の5教科から出るのが特徴的。	『これが本当のSCOAだ！』
事務処理テスト（SPI-R、SPI-N、OABなど）	●一般職や事務職でよく使われる採用テスト。	『この業界・企業でこの「採用テスト」が使われている！』

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